愛犬と向き合ってくれる動物病院の先生にとても感謝しています

我が家には飼い始めて10年以上が経過するチワワが居ました。ある日突然、食事を食べなくなり、最初は2日程度したらお腹を空かせて食べるだろうと思っていたのですが、日に日にやせ細っていき、様子がおかしいので掛かり付けの病院に行きました。行ってみて血液検査やレントゲン撮影をしても何の異常もなく、先生にも原因がわからない状態でした。

その日は点滴だけをしてもらい帰宅したのですが、その日を境に水を飲むのも苦しそうにしていて、見ている家族も辛かったです。数日後、今までは無かったはずなのに首にしこりができ始めて再び病院へ行きました。すぐに病理検査に出してもらったのですが、連休もあり結果が出てしまう前に亡くなるんじゃないかと焦りました。

結果を待つまでにも更に異変が増え始めたので、愛犬を連れて病院に駆け込んでみると口の中にピンク色の物体が潜んでいたのが発見されました。その日の内に入院して摘出をしてもらい、後日、癌であると打ち明けられました。

昔からストレートに言葉にしてくれる先生で「長くはありません」と退院の日に教えていただき、亡くなるまでの時間を大切にしようと家族で団結しました。それでも日に日に体調が悪くなっていく愛犬をどうにか楽にしてほしくて病院に行くと「安楽死も視野に入れてみませんか」と聞き、戸惑いました。

自然に亡くなるのを待つのは、愛犬にとっても辛いのではないか、安楽死をさせてあげる方が楽ではないかと葛藤がありました。家族で話し合いを進めている間も苦しそうに口や鼻から泡を噴き出している様子を見て、愛犬が苦しまない方法を選ぶことに決めて安楽死をさせました。

安楽死の当日は私達以外の客が来ないように配慮してくださりました。帰るときも、私達の車が見えなくなるまで見送ってくれて、本当に先生にはお世話になり、この病院を選んで良かったと実感しています。

その後、当分は犬を飼うこともないと思っていましたが、縁があり子犬を飼うことになりました。家族全員、気持ちの切り替えができていないタイミングでしたが、子犬が家にやって来たことで、少しずつ家の中が明るくなりました。

飼い始めてからフィラリアの薬を貰う必要もあり、前の愛犬が亡くなって期間が経過していないのに病院に訪れるのが気恥ずかしかったのですが「新しい家族を迎えることができて良かったですね」と先生の言葉で恥ずかしさもなくなり、本当に動物が好きで病院の先生をしている先生に頭が上がりません。多少遠い病院でも、他の病院に変えることは絶対にできないです。